「存在のオドリちゃん」
人類史の悲しみに対する、僕なりのたったひとつの身体を張った回答。
身体に手垢が付きすぎている時代、2026、日本。一見科学的(客観的)に見える身体への取り組みですら自己実現の粋を出ない内輪の倫理、対記号。
管理システム(無菌化・均一化・統治)に坑する肉体から成る軌道は風の軽さ
追い付けるものなら触ってみろ。匿えるものなら汲んでみろ。
「これ」ときみとの狭間に距離は存在しない。
本当の事と、生きてるかい?
僕はそれだけを、僕に叫んできた。
「鬱屈したまま、死にたくない」
身体が希望にぶつかり、それでも生きようとする時、未知から未知へと踏み出す全身と、生を生き抜く術が来る。
やがて内包した遺産の再点検(実証実験)が起こり、最終的に全ては崩れる。自由。身体/零。
身体零は痛む。かなしくなり、淋しくなる。
「これ」ときみが重なる時。ぼくときみが重なる時。
精神と物質が重なる時…。
べとつかず、触れ合わず、織られ続けるもの。
軽々と、何気なく、すべての境界をすり抜け
きみにタッチ。 きみが居てくれて嬉しい。
生が織られ続ける。生が在り続ける。
知念大地(2026)

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Chinen Daichi // Being <存在>
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「Hand」photo:ryuichi ishikawa
