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2024.2.15更新

豊岡劇場定期公演vol.5
「路上藝2004-2024」ーーーー裸の瞬間ーーーーー
2024年2月23日(祝・金曜日)※毎月最終金曜日公演予定
場所:豊岡劇場大ホール
料金:一般2500円、18歳以下1000円
時間:開場18時半、開演19時より

舞台装置協力:堀本肇(堀本畳店)

公演協力:Sweets &Books キノシタ、暮らしの学校農楽、文森堂

スペシャルテンクス:イラストレーター・伊吹春香、彫刻家・藤原勇輝

****[目次]****

○風船
赤いバルーンを使い、心の旋律を描く知念大地パントマイム藝の傑作。
○ねこちゃん
捨てられた猫ちゃん。段ボールの中の発芽。
○ミニチェアー脱出ショー
椅子に挟まったクラウンの脱出藝!本当に脱け出せない事がたまにあるハラハラドキドキの軟体藝!
○クラブジャグリング(中島みゆき編)
歌がメインかジャグリングがメインか、技がメインかふれあいがメインか、メインなど無いのか…。鬼気迫る演目。
○休憩
藝の途中に休憩の看板を出して一休み…?休憩のふりして魅せる!魅せまくる!路上で実際にしていた藝。
○pianoman
2010年から2016年まで知念大地路上藝の最終演目として行ってきたパントマイム藝。
○LATAI
野毛大道芸フェスティバル2023に出演した際、メインで行った踊り。

※豊岡劇場での定期公演名を今年度よりLATAI改め路上藝と致しました。引き続き宜しくお願い致します。

[知念大地プロフィール]
大道芸人。国内外の路上・大道芸フェスティバルにて活動を続ける。路上の風神。無冠。

 

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2023(10月30日更新)

【※本日の公演について※】新平社より 2023.10.27公演時アナウンス

情報化社会の中であらゆるものごとが複雑化した昨今、知念大地は「人間本来の姿を今一度見つめあいたい」との意志のもと、裸体によるあるがままの踊りを選択してきました。
昨日、警察署から連絡が入り、支配人、オーナー、アーティストによる話し合いがもたれました。
公然わいせつ罪と表現の自由は常に拮抗し、多くは最高裁まで争われる事案となります。
豊岡劇場の運営への影響、裁判となった場合の費用などを含め、最終判断は知念に委ねられました。
以下、知念からのメッセージです。

私は自らの意志により、裸体表現を行なってまいりました。
わたしたちは、誰もが裸で生まれました。
わたしたちは、裸が禁じられているから服を着ているのでしょうか。
わたしたちは、唯存在することが許されないから、笑ったり泣いたり優しくなったりするのでしょうか。
わたしは裸を、唯存在することを美しいと思う。
わたしに、あなたに、それを許したいと思う。私たちのペニス、ワギナ、生命の来る場所、本日はそこのみを自らの意志により覆います。
決して誤解してほしくないのは、禁じられたから、隠したのではないということです。
私たちの本来の姿とは何か、それを妨げているのは何か、あるがままの平和を妨げているのは何か。

本日はそれについて命の限り、考えていただければと思います。

誰もが、平和を、あるがままを
静寂を、素直さを、愛している。

私はLATAIであり続ける。

(知念大地)

 

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知念大地「LATAI」公演のご案内
■ 概要 :
豊岡劇場を舞台に、「何も纏っていない人間」を突き詰める、知念大地「LATAI」の公演をお知らせいたします。豊岡演劇祭の企画として好評を博した公演「知念大地+岩田奎 『五体』」や、豊岡劇場で開催した《原始への前衛フェス!》で上映した映画『縄文にハマる人々』+映画『cityboy 葬 知念大地』に続く、あらたな活動が始まります。
■日時: 2023年10月27日(金) 開場18:30/開演19:00/終演20:00
■タイトル :「LATAI」知念大地 裸体定期公演vol.1 (毎月最終金曜日公演予定)
■会場: 豊岡劇場 大ホール
兵庫県豊岡市元町10-8
■料金: 一般2500円/18歳以下1000円 *本公演は年齢問わずにご覧頂けます。
■主催: 新平社
■協力: 豊岡劇場
■連絡先: 09013649109(新平社) mail:L@sinheisya.com
豊岡で静かなLATAIムーヴメントが起きている。
日本のみならず世界各地の路上やフェスティバルで活動してきた大道芸人の知念大地が豊岡に移住したのは、今から四年前の2019年。数々の芸で観客を魅了してきた彼は、昨年末より観客と「裸体」を共有する活動を始めた。訪れる観客の多くはこれまで芸術とは無縁だった人々が多く、ただのおどり公演というくくりでは理解できない広がりを見せている。
そして、豊岡劇場大ホールにて知念大地定期公演「LATAI」が始まる。2023年10月より、豊岡劇場の上映時間を18時には終える運営形態に変更されたため、映画上映後のホールを有効利用する形だ。現在、この活動を支えるネットワークは芸術家から個人経営者、牧師、通信制高校に勤める教師・生徒、会社員、等様々。今回舞台装置を担当するのは、出石の堀本畳店店主でもある堀本肇。公演運営には彼の踊りを見続けてきたカフェ経営者や通信制高校に通う学生も参加し、当日配られるパンフレットには、社会学者、臨床心理士、音楽家や思想家などが、それぞれの専門的な視点から見た「LATAI」についてのメッセージを寄せている。
何故、人々は彼の芸に惹かれてきたのか。
彼が路上にて追い求めた芸は、常に観客を童心に戻してきた。今、その先に知念は足を踏み入れようとしている。「存在そのもの」の共有を試みる。人間にとって、「共通のもの」を分かち合おうとする作業こそ彼の芸の核心なのだ。
新たな概念の誕生は常に、道端やカフェの集いなど正規のルートを踏まず誕生してきた。そんな新たな知的交流の場が豊岡に誕生しようとしている。 その時、わたしたちはLATAIから、この集いから、何を受けとり持ち帰るのだろうか。
新平社
■知念大地Profile
2004年池袋の路上で大道芸と出会い、この道を志す。以降、国内外の大道芸フェスティバルや路上で多数の芸を披露。2008年東京中野オルタナティブスペース「plan-B」で田中泯のオドリに出逢い衝撃を受け、単独オドリlive『おもいっきりふくラッパ』を1年間のシリーズとして開催。2013年、映画監督・深田晃司から声がかかり、映画『ほとりの朔子』にダンサー役で出演。2014年より、幼少期を過ごした埼玉県岡部に暮らし、更なる飛躍を求めて芸を磨く。同年、田中泯演出・知念大地単独踊り公演「調査ー土編」(@plan-B)上演。2016年 大道芸を辞め、埼玉県秩父に踊り場を開設。以降3年間、踊りの活動に専念。2019年 兵庫県豊岡市に移住。2020年より、JAPAN LIVE YELL projectにて但馬地域全域の保育園や学校等を大道芸&踊り上演で巡回。2020年豊岡市主催THEATER豊岡市内各所にて『ひしと』大道芸パフォーマンス開催。豊岡演劇祭フリンジ 大道芸&踊り『続・ひしと』、映画(野澤和之監督作品、知念大地ドキュメンタリー映画『踊りたい大地の舞』@豊岡劇場)にて参加。21年NHK土曜ドラマ「6畳間のピアノマン」パフォーマンス振付。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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***つづく